俳優浅野忠信が手がけた絵画など約200点を展示する個展「PLAY WITH PAIN(T)」(4月6日まで)が、東京・伊勢丹新宿店で開催されている。俳優業の傍ら絵を描き続けてきた浅野が内覧会に登場し「20年以上前の作品もある。僕の俳優としての歴史と照らし合わせて見てほしい」とアピールした。
画家を目指していたという父親の影響で画集や画材に囲まれて育った浅野。2013年に中国で映画を撮影していた時、言葉や文化の壁に当たってもがく中で夢中になったのが絵を描くことだった。「ボールペンで裏紙に絵を描いたら気持ちがリラックスして止まらなくなり、それからは毎日のように描くようになりました」と話す。
自身が米ゴールデン・グローブ賞テレビ部門の助演男優賞に輝いた配信ドラマ「SHOGUN 将軍」のロケ地のカナダにも画材を持参。「毎日、撮影が終わっては描いて、画材が足りなくなっては買いに行くを繰り返しました」と振り返った。
「現場のストレスを発散するので、撮影がある方が筆が進むのかもしれない」と冗談を交えつつ「俳優を目いっぱいやり、絵も目いっぱい描いた。描くべきものをこれから探していきたい」と力を込めた...