海上保安業務を体験 心肺蘇生法学ぶ場面も 弓ケ浜中生

 第8管区海上保安本部美保航空基地(境港市佐斐神町)で5日、弓ケ浜中(米子市富益町)の2年生4人が職場体験学習を行った。同基地の機動救難士や整備士から心肺蘇生法や航空機の点検作業などを学び、海上保安庁の業務に理解を深めた。

 同校のキャリア教育の一環。4人は4~7日、同航空基地で業務を体験した。2日目の5日は、人形を使って倒れている人への対処や心肺蘇生法、自動体外式除細動器(AED)の使い方などを実践。生徒は、倒れている人を見かけたら周囲の安全を確保しながら声をかけて反応を確認し、大勢の人を呼んだり119番通報したりすることなどを習得した。

 このほか、人を救助するときなどに使うロープの結び方や機体の誘導の仕方、飛行後の機体の点検作業なども教わった。自衛官の父親の影響で人を助ける仕事に就きたいという足立京之介さん(14)は「救助の仕方や声かけが学びになったので、人が倒れていたときには対応できそう」と話した。

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