鳥取、倉吉駅ついに自動化 県外で話題の「駅員いる改札」 イコカも導入し〝都会化〟

  • 乗客が差し出す切符にスタンプを押す駅員。全国的には懐かしい風景になりつつある=15日、JR鳥取駅

 JR山陰支社は15日、2025年春に鳥取、倉吉両駅に自動改札機を導入すると発表した。鳥取-倉吉間の他の駅にも簡易型改札機が設置され、同社の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」が使えるようになる。両駅には現在、駅員が手でスタンプを押す有人改札しかなく、県外客らの話題となっていた。両駅も自動化で“都会の雰囲気”が漂うことになりそうだ。

 同支社管内では、2016年に山陰線出雲市-伯耆大山間と根雨、生山駅にIC改札機を導入。19年には境線全線に車載型IC改札機を投入している。

 自治体の要望や、鳥取市の100円循環バス「くる梨(り)」へのイコカ導入を受け、JR西がエリア拡大を検討していた。イコカを交通だけでなく買い物にも利用してもらい、地域経済の活性化につなげるのが狙い。鳥取、倉吉両駅には切符も挿入できる自動改札機、他の駅にはイコカ専用の簡易改札機を設ける。

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