竹のクリスマスツリーお披露目 鳥取環境大 脱炭素イベントスタート

 脱炭素を起点に地域と大学の持続可能性や環境について考える鳥取環境大(鳥取市若葉台北1丁目)主催のイベント「TUES Sustainability Week」が18日に始まった。初日は同大学でキックオフイベントがあり、期間中に学生らの手で飾り付けをする竹のクリスマスツリーがお披露目された。イベントは22日まで。

 同大学が今年8月から2030年までに温室効果ガス排出量の半減に取り組む国際キャンペーンに参加していることから、初めて開催する。「次世代への種まき」をテーマに、教職員や平井伸治知事によるトークイベント、海洋プラスチックごみでのオーナメント作りなどを通して、環境や地域づくりについて考えるきっかけとする。

 環境学科2年の小林碧志実行委員長(20)は、キックオフイベントで「脱炭素の礎となるイベントに参加し、一人一人が得た発見や気づきを、それぞれに発展させてほしい」とあいさつ。江崎信芳学長は「今年だけではなく、今後も全学で盛り上げるイベントとなるよう、頑張っていきましょう」と激励した。

 期間中は、学内外の団体や教授などによる環境に関する取り組み紹介のパネル展や、古着・古本市などもある。

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