成人の半数が太り過ぎのマレーシア

  •  マレーシアの成人の多くが肥満と診断されている
  •  新日本プロレス台湾大会で試合後にアピールする棚橋弘至選手

 マレーシアのペナン消費者協会は24時間営業のレストランに対し、営業時間を短縮するよう要請している。理由は肥満防止だ。2019年時点でマレーシアの成人の50・1%が太り過ぎもしくは肥満となっており、心臓病や糖尿病などの非感染性疾患が死因の多くを占めるとされる。

 深夜の食事は本当に太る。ハリラヤ・プアサ(断食明け大祭)の休暇に合わせて、日本に一時帰国した。滞在したホテルの下には、24時間営業のコンビニエンスストアがあったのだが、商品が魅力的だったため、晩ご飯を食べてきたにもかかわらず、毎晩買い食いしてしまった。クアラルンプールに戻り、自宅で体重計に乗ったところ、9日間で2キロも太っていた。

 これはまずいと食事制限と運動に取り組んでいるが、ナシレマ(ココナツミルクで炊いたご飯)やロティチャナイ(薄焼きパン)などマレーシアもおいしい料理が多いため、すぐには戻らない。深夜に外食をすることはないが、どんな時も食べ過ぎないように、自制心を保つことを心がけたい。(マレーシア)

 ▽台湾にも根付きつつあるプロレス文化

 筆者は大のプロレスファンだ。学生だった1990年代は深夜のテレビ放送を欠かさず見ていた...

残り 592 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事