和紙人形〝古里〟へ 「摩尼寺詣で」にぎわい再現

  • 山本さんらが制作した摩尼寺詣での作品=25日、鳥取市覚寺の摩尼寺

 古くから女性の参詣が許され、宗派を問わず参拝者が多かった天台宗の古刹(こさつ)、摩尼寺(鳥取市覚寺)に、往時のにぎわいを再現した和紙人形の作品が中ノ郷地区公民館から寄贈された。約200体の人形が参詣する姿に、同寺の居川敬信住職は「とてもありがたい」と笑顔を見せる。

 作品は横2メートル、奥行きと高さが1メートルの大作で、昭和初期の摩尼寺詣での光景が和紙人形で表現されている。2002年に同公民館の和紙人形作りのグループが制作した。指導したのは同市在住の和紙人形作家、山本千恵子さんで、約20人のメンバーで半年かけて制作したという。

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