工作や実験で楽しさ触れる 中部こども科学まつり

 「中部こども科学まつり」(わかとり科学技術育成会中部地区実行委主催)が17日、倉吉市の鳥取短期大で開かれ、参加した子どもたちが工作や実験を通じて科学の楽しさに触れた。

 新型コロナ感染拡大以降、オンラインや規模縮小を余儀なくされ、通常開催は5年ぶり。小学生や未就学児約180人と保護者らが来場し、地元の高校生約70人がボランティアスタッフとして参加した。

 会場には12のブースが設置され、科学工作コーナーでは、高校生に教わりながらやじろべえや、水に浮かべると磁石の力で北を向く金魚のおもちゃ作りに挑戦。実験コーナーでは、液体窒素で凍らせたバナナでくぎ打ちをし、子どもたちは驚いた様子で見入っていた。

 弟と紙コップを使った「光の万華鏡」作りに挑んだ聖郷小2年の坂本寛貴さん(7)は「面白いものが作れて良かった」と、興味深そうに完成品をのぞき込んだ。

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