ダンスボーカルグループ「ＯＮＥ Ｎ’ ＯＮＬＹ（ワンエンオンリー）」の沢村玲と、俳優の別府由来が、フジテレビで９月放送のドラマ「ハッピー・オブ・ジ・エンド」でダブル主演する。
人生に行き詰まった若者２人が紡ぐ切ないボーイズラブストーリー。沢村は「きれい事では済まない現実の中で輝く、宝物のような愛を描いた作品です」と魅力を語る。
同名の人気漫画を実写化。別府は「原作が面白すぎて、喜びと共に重圧を感じた」と話す。演じたのは家族の愛に飢え、他人に依存して生きる千紘。「満たされない思いを抱えた人の陰の部分を意識して演じました」
千紘が夜の街で出会う謎の男、ケイトを演じたのが沢村だ。壮絶な過去を背負い、心を閉ざしたケイト。沢村は「表面だけの笑顔で、他人を突き放して生きてきた」と分析する。千紘の存在によって「ケイトの本質が少しずつ表に出てくる過程を丁寧に表現した」と、役作りを振り返った。
別府は印象的な場面として、駅のホームで２人が互いを思いながら離れ離れになるシーンを挙げた。「感情が爆発して、とんでもない声が出ちゃった」と苦笑い。一方の沢村は「その声に感情を引き出してもらった」と感謝した。
原...
