日本海新聞ふるさと大賞2024の岩美町表彰式が18日、同町中央公民館であり、地域貢献賞は1団体、スポーツ文化功労賞は1人がそれぞれ表彰された。
地域貢献賞は、卒業を控えた岩美中3年生の給食に一人一枚の若松葉ガニ(脱皮後間もないズワイガニの雄)を毎年無償で提供している網代港底曳(そこびき)船主会(板倉高司会長、10人)が受賞した。
スポーツ文化功労賞は、21年に岩美高校に赴任後、同校陸上部顧問として指導に当たりながら25年1月の第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で県代表チームの監督を務めた西亀剛史さん(47)=同町宇治=に贈られた。
式には長戸清町長や日本海新聞販売店会の田村雅人理事らが出席。長戸町長が賞状と副賞を手渡し、「網代港底曳船主会さんは子どもたちが地域に愛着を強めるきっかけ作りに協力してもらっている。西亀先生にはこれからも県代表選手の発掘、育成をしてほしい」とあいさつした。
受賞者を代表し、西亀さんは「選手の頑張りや多くの人の協力があっての受賞だと思っている」と感謝した。