「日本海新聞ふるさと大賞2024」の江府町の部表彰式が19日、同町役場で開かれ、地域貢献賞1団体とスポーツ文化功労賞1人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは、江尾の町内にある「江美城」の歴史や遺跡について学び、町内外に広めていく活動をしている「江美城を探る会」(川上淑子会長、24人)。江美城跡の案内やガイドの養成にも力を入れ、地域文化の振興に貢献している。
スポーツ文化功労賞は、阪神タイガースジュニアのメンバー16人の一員として、県内から唯一選出された日野ユナイテッドスターズ(日野郡)の大谷弥寿さん(12)=奥大山江府学園6年=が受賞した。
表彰式には、白石祐治町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の篠原天理事らが出席。白石町長が「江美城を探る会の皆さんに、江美城を掘り下げていただき、ますますスポットが当たるようになった。大谷さんは、これからが伸び盛り。自分自身を磨き、さらに上を目指してほしい」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して川上会長が「受賞は地域の皆さんのご支援のおかげ。町の発展のためこれからも歩み続けたい」と謝辞を述べた。