中国で右肩上がりの男性用化粧品市場

  •  中国・北京のフェイシャルエステ店で施術を受ける男性客
  •  シンガポール中央部にある公立小学校。同地では今後、全ての学校の生徒がギフテッド教育の対象になる予定

 友人に「コスパが高い」と勧められた全国チェーンのフェイシャルエステ店。近所のショッピングモールにも出店していると知り、週末にのぞいてみて驚いた。施術を受けている客のほとんどが男性だった。

 中国ではいま、男性の美容ブームが来ている。米調査会社ニールセンIQなどによると、男性用美容商品の販売額は昨年3兆円を超え、スキンケアだけでも2兆円に上ったという。ドラッグストアで手に取った新作のスキンケア用品がよく見たら男性用だった、なんてことも少なくない。買うのは男性ばかりではないようで、男性用スキンケア用品の購入者の4割は女性。特にバレンタインデーに売り上げが伸びる傾向があるようで、家族や恋人にプレゼントする女性が多いのだとか。

 「男性客が多いね」。店員に尋ねると、この店舗では男女の客が半々くらいという。「少し前にも、近々お見合いするから美白ケアしたいっていうお客さんが来たよ」。男性の美容ブームで「イケメン」が増えれば、婚姻数の減少にストップをかけられる……かも?(中国)

 ▽シンガポールで強化されるギフテッド教育プログラム

 公立学校で新たな教育システムが始動した。ローレンス・ウォン首相が8月の施...

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